パートナーに突然離婚を宣言され、混乱している方に考えていただきたいのは、「浮気」の可能性です。
「そんな兆候はまったくなかった」と、最初から浮気を否定するのは早すぎます。離婚をきりだされたときだけでなく、それ以前のことも思い出し、「離婚の原因が浮気ではないか」と考えてみましょう。
なお、具体的な行動のチェックは『【最新版】浮気チェックの方法』をご確認ください。
離婚が近い夫婦には、それなりの雰囲気や原因があります。
何か小さないさかいや、食い違いとなる出来事がなかったかどうか考えてみましょう。
そういったものがなく、あまりにも突然の離婚宣告であれば、突然家庭の外で何かしら事情が変わった可能性があります。
浮気相手が離婚し結婚を迫ってきた、浮気相手が妊娠した、浮気相手に弱みを握られた・・・など、浮気に関する事情を疑う必要があります。
離婚の原因を尋ねてみて、「あなたの性格」を理由にする場合は、さらにきちんと話を聞き、それが「こじつけ」ではないかと確認する必要があります。
「性格が合わない」というのは、離婚の原因にしては抽象的すぎるのです。
中には本当に性格が合わないなどのこともありますが、その場合には前々から性格に対する文句や衝突があったはず。
言われても思い当たることがなく、「なぜいまさら?」「どうして突然そのポイント?」というような内容であれば、要注意です。
借金を原因に浮気を切り出す場合、「なぜ借金をすることになったのか」「どんなことにお金を使ったのか」まで説明を求めましょう。
クレジットカードの明細などを確認し、たとえば商品なら「何を/どこで/何のために購入し/いまどこにあるのか」までを知る必要があります。
はっきりとしない場合には、浮気相手に貢いだことがばれるのを恐れているのかもしれません。
浮気を原因に離婚を切り出す方は、必ず「建前の原因」を口にします。
しかし、その裏に浮気があれば、必ず矛盾があるのです。
この矛盾に気づき、いち早く行動しましょう。
慰謝料を請求するにも、有利に離婚するにも、そして離婚請求を拒否するにも、「浮気(不貞行為)の証拠」が必要です。