浮気(不貞行為)の証拠集めは、探偵や興信所に依頼するようおすすめしています。
というのも、弁護士や行政書士ができることは、証拠集めの「作戦」や「アドバイス」の範囲でしかないからです。
そもそも、弁護士や行政書士が業務のために学ぶのは法律や届出のこと。
彼らは優れた知識を持っていますが、「証拠集め」に関する専門的な知識は持っていないのです。
この離婚にはどんな浮気の証拠が必要になるのか、ケースごとに判断し、導き出してくれる弁護士・行政書士。
ですが、その証拠を実際に彼らが集めることはできません。
「証拠集めもできる」と言っている弁護士事務所などがあるかもしれませんが、結局のところ提携している探偵に依頼することになります。
証拠集めの細かなノウハウは、大学や法律事務所で学ぶことができるものではありません。
弁護士や行政書士は、離婚のノウハウをよく理解しています。
どのようにここまでの精神的苦痛を相手に伝え、どの程度の慰謝料を要求することができるか。
他の離婚の例をいくつも知っており、それに基づいたアドバイスをしてくれます。
※裁判で弁護行為ができるのは、弁護士だけです。
行政書士はあなたに代わり離婚協議書などの書類を作成することはできますが、弁護人として法廷に立つことはできません。
あくまでも、法的な知識を以って離婚の相談に乗ってくれるというだけです。
探偵事務所や興信所には、証拠集めの熟練達が集まっています。
また、業務のメインが「証拠集め」であるため、多くの浮気問題を取り扱い、離婚関係の法律などについても生の知識が蓄積されていきます。
だからこそ、幅広い範囲でお客様の離婚相談を受けることもできるのです。
言ってみれば、探偵にとって「相談」は証拠探しの次に優先されること。
ですが、「立証能力のある証拠」という確固たる強みが手に入る前提で話ができるため、相談もスムーズに進みます。
もちろん、書類作成なら行政書士、裁判に突入するのであれば弁護士の力も必要ですが、「証拠がなければ前に進めない」という時、唯一対応策を練ることができるのが、探偵なのです。
なお、最近は「離婚カウンセラー」が駐在している探偵事務所、無料で弁護士や行政書士を紹介してくれる探偵事務所も増えています。